令和5年度「理事長会議」を開催しました
公益社団法人茨城県シルバー人材センター連合会は、令和5年12月1日(金)、水戸市内の会場に県内各シルバー人材センターの理事長等にお集まりいただき標記会議を開催いたしました。
会議では、当連合会の長山優常務理事兼事務局長から「シルバーを取り巻く最近の動向等について」をテーマに講演があり、その後、会員が増加しているセンターの代表として、日立市シルバー人材センターの今橋徹也理事長及び土浦市シルバー人材センターの前田浩理事長から、事例発表としてセンター独自の取り組みや様々な工夫などについて懇切丁寧にご説明いただき、参加者一同、関心を持って拝聴させていただきました。
参加者からの質問では、「空き家管理はどの程度までやっているのか。敷地内には入らないのか」に対して、今橋理事長から「毎月1回程度、敷地内に人が入った跡がないか、草が茂っていないか、何か問題がないか等を確認して、写真を添えて依頼主に報告している。写真を見た依頼主から、敷地内に残したゴミを捨てて欲しい等の追加依頼があったことがある。家屋内には原則入らないが、どうしてもという注文では入ったこともある」と回答があり、また、「入会説明会は具体的にどのようにしているのか。入会と同時に仕事を提供できているのはうらやましい」との質問に、前田理事長から「入会説明会には、初めての人が来ているので相手が安心するような説明を心がけている。就業拡大のために職員を2名増やした。どうしても仕事がマッチングしない人には、当センターは就業先を5年でローテーションしているので、空きが出るまで待ってもらうこともある。仕事を多く取ってくることとローテーションを上手くやることが大切だ」との回答がありました。
今回の会議は、これからのセンター運営を考える良き機会となり、県内センターの今後の活動に良い変化をもたらすものと期待しております。