令和7年度 理事長及び役職員研修会を開催しました
公益社団法人茨城県シルバー人材センター連合会は、令和7年12月3日(水)、セキショウ・ウェルビーイング福祉会館コミュニティーホールにおいて、県内各拠点センターの理事長及び役職員を対象に研修会を開催しました。
拠点センターから約80名の理事長及び役職員が参加のもと、研修会冒頭の加倉井県シ連会長の挨拶では、定年延長の法改正を受けて、再雇用制度などが充実してきたことなどにより、シルバー人材センターの入会年齢が年々上昇しており、認知症やフレイル等が身近な課題となっていることから、専門家である医師を招き研修会を開催する旨の説明がありました。
講演では、医療法人社団愛友会 勝田病院 訪問診療科 宮澤 麻子 医師から「認知症・フレイル予防とシルバー人材センターへの期待について」と題して、認知症・フレイルの早期発見と予防、高齢者の孤立化を防ぐ社会参加の重要性、そうした中でのシルバ―人材センターの役割などの講演をいただきました。
質疑応答では、会員の高齢化が進むシルバー人材センターとあって、会場の参加者からフレイルの症状や予防、受診先などの質問があり、講師と熱心なやり取りが行われました。
続いて、県シ連 長山 優 常務理事兼事務局長から、「本県のシルバーを取り巻く最近の動向等について」と題して、高齢化の推移や会員拡大等の取組などの説明があり、また、講演の中で会員拡大取組の好事例として、日立市シルバー人材センター鈴木理事長から、取組事例の発表をいただきました。
参加されました皆様にとって、シルバー人材センターの社会的な期待や役割など、将来に向けた展望等が感じ取れる有意義な研修会となりました。