令和7年度 安全就業推進大会開催
令和7年7月4日(金)、セキショウ・ウェルビーイング福祉会館コミュニティホールにおいて、令和7年度 安全就業推進大会を、シルバー人材センター会員、役・職員ら計189名が出席し開催いたしました。
塚本安全就業対策推進委員会委員長の開会宣言の後、加倉井連合会会長の挨拶、来賓としてご臨席いただきました、茨城労働局労働基準部長 江口 勇次様、茨城県産業戦略部次長 眞柳 秀人様からのご祝辞の後、表彰式を行い、安全就業優秀シルバー人材センターとして、東海村シルバー人材センターが、同じく優良シルバー人材センターとして、日立市シルバー人材センターが受賞しました。
次に、茨城労働局健康安全課長補佐 深津 直哉様より「熱中症対策に関する労働安全衛生規則の一部改正について」の講演があり、作業現場における熱中症対策の強化について周知されました。
続いて安全就業優秀賞受賞の東海村シルバー人材センター 安全部部会長 小野間 博様より「安全就業の取組について」事例発表があり、安全就業への取組が組織として対応できる仕組等が構築されていることが紹介され、各センターで参考としていただければ事故の抑制につながると強く感じました。
さらに、水戸地方気象台 松本 守様、山口 修平様から「地球温暖化と熱中症~熱中症対策について~」の講演をいただき、地球温暖化のメカニズムと共に地球温暖化及び熱中症予防のためのポイントが紹介されました。熱中症による死亡事案が報告されるなか、熱中症が疑われる体調不良者に対する、周りの人の適切な対応が義務付けされましたが、まずは本人が、日頃の体調管理、熱中症が疑われる症状例、意識の異常等の把握に努めることが大切であると強く感じました。
今大会開催により、就業中の事故が、本人の意識向上とセンターの体制の充実の両面が一体となって機能することで軽減され、安全・安心なシルバー事業の展開につながることを期待いたします。